Kimono

日本における民族服ともとらえられている「着物」。東京都八丈島の黄八丈や新潟の小千谷紬、京都の西陣織に鹿児島の大島紬といった多種多様な織物が全国各地で生産されている。

ただ、生活スタイルの変化や安価でカジュアルな洋服の台頭、そして価格の高さや着付けの煩わしさから戦後着物は衰退の一途をたどっているのも事実。冠婚葬祭などのイベントでしか着用しない人も増えた。

一方で和服業界も代の生活で着やすいような伸縮・撥水性に優れた生地を使ったり、洋服や革靴と合わせやすいデザインにしたりする商品を開発・販売して、需要の開拓を図っている。若い女性を中心にスカートやレースを合わせたり、足元はブーツなど新鮮な着こなしで着物を楽しむ人も。新しい着物文化が生まれるのもすぐなのかもしれない。

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バラのように鮮やかな世界に、人々は一瞬で虜になる。

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